「俺は犯罪者か?何かにつけて一筆、一筆って、
こんなことしなくても俺はわかってるよ!書いてから後で持って来るから
今渡さなくてもいいだろう!」
この期に及んで、また渋りだした。
「犯罪者か?って、犯罪者になってからでは遅いでしょう!
だからみんなが心配して集まってるんじゃないですか!
みんなの気持ちを分かって下さいよ!」
「そもそも俺は犯罪者になっても良かったんだ!姉を殺して俺も死ぬつもりだった!」
こんな事を言い出し、形相が変わり、今にも暴れだしそうな雰囲気になった。
一筆書いた文章はそそくさと引き出しに仕舞い、会議はお開きになった。
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